Stay My Love
2006/04/07(Fri)
「僕はね、心から君を愛しているんだよ」

心にはどれだけの空白と、スキマがあるのだろう。
風は形を持たないがゆえに、どこにだって通り抜けてゆく。
日々の時間追い立てられた虚しい心を、楽しげに笑って…。


言葉はない。
だから余計に泣けてしまう。

暖かな風。
咲く桜。
大好きな季節。
いつだって私の心が喜んでいた春。
悲しくも楽しくもある春。
表情をコロコロと変えてゆく。


「君は君のしたいことを、好きなだけしていればいいんだよ」

限りない愛は、本当にどこまでも美しくて。
自由であって良いのだと、言われれば言われるほどに罪深く思われ、どうしてなのだろう?と問い掛ける。
力強さに甘えて、私はいったい何をしてこられただろう?
両手を挙げて愛してくれるあなたに、どんなことをしてあげられたろう?

本当に好きなことだけをしてきた。
自由気ままに。どこまでも風のように。どこまでも縛られることなく。
子供よりも子供らしく。
大人を厭うより、その枠に閉じ込められることを心から拒んでいた。
幼い日の葛藤を知ってか知らずか、あなたは何も言わない。
言葉だけはとても不器用に、何も語ろうとしない。
だけど、分かっちゃうのよ?
あなたの瞳も、表情も心も、愛溢れていること。
だから、苦しかった日々もあったけれど、今はもうそんなことはいい。
それでもね、時々思ってしまうんだ…。
あなたの愛が深ければ深いほど、私はなんて駄目なのだろう。なんていけないんだろうって。
あなたの笑顔が好きで、あなたの楽しい姿が好きで、いつもそうであってほしい。
少年のように無邪気なままであってほしい。

私の愛は、いつまで経ってもあなたのような愛には辿り着けなくて、どうすればいいのかと考えているうちに時間は流れ、私の心は止まったまま、身体だけが大人になってしまった…。
それでも笑ってくれるあなただから、一生懸命あなたに愛される私でいたい・・・。


通りすがりの幼稚園くらいの女の子がいて、何だか懐かしくなった。
そうして思ったの。
あなたの愛は、あの時とちっとも変わらず、今もずっと同じだなって。
忘れてしまうほどの時間が過ぎても、あなたは変わらない。
それがどんなに狂おしく、切なかったか…。あなたは知らない。

「君の自由が、僕の喜びなんだ。」

そう告げた言葉の真実だけが、私の心を照らし、けれど同時に別の風穴をほんの少しかすめた。
自由であることの辛さと、難しさを知った心は、気丈でいなければならず、それがほんの少し苦しかった。
きっとそれは知っているのだろう。
だから、言葉は必要ないとあなたは知っているのだから。


あなたの期待や願いなどには耳を貸さず、本当に飛び回っていた。
自由であれる喜びと、感謝を忘れたことはないけれど、時にそれがあなたを傷付け、落胆させたこともあるでしょう。
もう願うだけ無駄だと諦めたこともあるかもしれない。
そんなあなたの辛い葛藤は何ひとつ見てこようともしなかったし、またあなたも知らせようなどとしなかった。

そんな時でも、あなたは私を愛していてくれたでしょうか。

良く分からない自信だけならあるのです…。
あなたが思うほどに愛を返せているかは分からないけれど、愛されているのだけは分かるのです。
だって、あなたは私のパパであるから。


「僕はね、心から君を愛しているんだよ」


愛は深く、深ければ深いほど見えずに、時々切なさをもたらすけれど、やっぱり本質は変わらない。

『知ってるわ。だって私も同じだもの。』


                     To 愛して止まない父に。

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ゴッドファーザー


「ゴッドーファーザー」
映画の影響もあって、有名なカクテルではないでしょうか☆彡
スコッチウィスキー、バーボンウィスキー、アマレット・リキュールが入っています☆彡
このゴッド・ファーザーが有名になり広まってくると、ゴッドマザーが登場し、愛飲されるようになりました☆


父は本当に私を自由にさせてくれました。
それは今も変わりません。
私はしたいことをしたいように、自由きままにしてきました。
そんなわけで、こんな子になってしまいました(笑)

確かに自由なことは喜びであり、厳しいことであると思います。
そんなことを父は知っていたかもしれませんし、そうでないのかもしれません。
決して干渉をせず、いつでも私は自分で決めることが出来ました。
もっとこうだったらいいのに。もっとこんな風にしてくれたらいいのに。
そんな風に思うこともきっとたくさんあったのだと思いますが、一度も押し付けることはありませんでした。
そんな父が、好きなのです。
どこか少年のような面を持ち、けれどやはり「父」は父なのです。
そんな彼が愛しいのです。
今日は色んな意味を込めて、ゴッド・ファーザーを♪
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コメント

こんにちわ☆
こんな手紙をもらったら、私は宝物にするでしょう。
人間心理の微妙さ複雑さを感じさせてくれます。
時間の経過は切なくも感じられますが、私は親の立場で子供の成長と共に年月を積み重ねることがどういうものなのか、なかなか想像できません。
親はいくつになっても、いつになっても親なんですねv

ゴッドファーザーと言えば、私はキング・カズを連想してしまいます♪
2006/04/09 19:01  | URL | junsora #H8Em3lUo[ 編集] |  ▲ top

こんばんは☆
お返事遅くなりました〜。
こんなのでも宝物にしてくれますかね〜(笑)
そうですね、いつでも父は父であり、母は母であります。
なら、子供も子供でいいのかもしれません(都合の良いことを言ってみる、笑)

だけどね、ふと本当に至極真面目に、あぁ…やっぱり彼、彼女たちは私の両親で、あぁ、今不確かな愛なんてものが見えたなーと思うことがあるのです。
何を生意気なことを。と大人は言うかもしれませんけれど(笑)
月日を重ねた切なさは、愛の深さゆえかもしれません。
2006/04/10 20:52  | URL | 麻葵 #1jhbtX.k[ 編集] |  ▲ top
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2008/06/19 20:03  | URL | Johny #-[ 編集] |  ▲ top
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