Letter〜My parents〜
2006/08/23(Wed)
あなた達と出会えて良かった

『私の生きる意味は何でしょうか?』
そう問い続けた青春


愛に満ち、愛を教え、愛を与えた人よ
私はどんな言葉をもって、あなた達にどんな感謝を捧げられるでしょう?

いつも言葉は不器用だった
そんな私から、どのくらいの想いが伝わるでしょうか

泣いてばかりいた
言葉を飲み込んでいた
その溢れ出た想いはどうしたろう…?




〜My parents〜

お父さん。
私は今も変わりなく、あなたを尊敬しています。
遠い昔のことを思い出しながら、愛に溢れた日々を想って幸せだと感じています。
どうしようもないワガママで、お転婆で、くるくると変化してゆく私は、あなたの瞳にどんな風に映っていたでしょうか。
あなたは非常に言葉に不器用だった。
愛が「それ」以上は上手く伝えられない。
そんなあなたを少し悲しく思ったこともあります。
けれどそんなあなたの苦悩を、誰が気付いてきてあげられたでしょうか?
独り強く勇ましいあなたに、ありがとう。と伝えるべきか、ごめんなさい。と伝えるべきか。
いえ、そのどちらもなのです。


父よ。いつまでも強くあれ!



お母さん。
あなたには何を伝えるべきだろう。
あなたの苦悩を知って泣いた日。
言葉にさえできなかった・・・。
声を殺すことも出来なくて、裏庭で泣いていた。
あなたの愛は広く、そして深い。
ふとした瞬間に感じるその想いの中に、私は知ってしまった…
拭い去れない切なさと悲しみがあることを。
あなたを想い泣いた日々の中で、私は私の存在の意味を問うた。
それがあなたに与えられた美しい生命のあり方だったことを、あえて付け加えておこう。
悲しまないでほしい。死を求めること。
責めないでほしい。あなた自身を。
そしてこのこころを…。
愛ゆえに傷付いた私を、あなたはずっとその愛で包もうとしている。
そんなあなたを愛しています。
あなたに手をひかれて歩いた日々が、今は遠い。
私のこのしなやかな自由さは、あなたにとって苦しみではないかと思っていた。
それでも両手をあげて喜んでくれる、そんなあなたであるから解ってあげられていなかったのかもしれない。


母よ。愛を信じて!



二人に。

あなた方に伝えなければいけないことがあります。
いい加減にしなくてはいけない。
こう私は強く、あなた方を律して差し上げます。
お互いに気付かなければいけない。
もう長い年月に隠れてしまった深い愛を。
そして、不器用な言葉はやはり口にしてみなければならず、
また空中に霧散した言葉を信じなければいけない。

私の涙は、いくつあなた達のために流れたでしょうか。
数でもなく、誰への為というわけでもなく。

私は何も伝えなかった。
きっと今もそうなんだろう。
気付いていてほしかった。互いの想いを。
日常に埋もれてしまった美しいものたち。
それぞれにある愛や優しさ、そして苦悩。葛藤。
分かり合わなくてはならない。
だから、今はあなた達を律するのです。
強くあれ。そして信じて。

そして忘れないで。
私があなた達を、誰よりも愛しているということを。


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